定性調査に関する用語集
(50音順)
インタビュールーム
定性調査のインタビューを行う部屋。通常マジックミラーが設置されており、会場外からインタビューを観察することができるようになっている部屋。
ウェブモニター
インターネットサイトを通して登録された、アンケートや座談会への参加希望者のこと。比較的難易度の低い対象者を大量に抽出する必要がある際に適している。
機縁法
リクルーターの紹介で対象者を抽出する方法。リクルーターが紹介する対象者の人柄をよく知っているケースが多く、なりすましの対象者の出現が低い。
シェルフテスト
商品が並べられた商品棚をインタビュー会場内に再現し、パッケージやPOPなどに対する対象者の反応を探るテスト。
事前(事後)課題
インタビュー前後の時間外に対象者に行ってもらう課題。日記やフォトソート、感想文など各種あるが、作成に時間がかかるものに対しては別途謝礼が必要。
実査
定量、定性調査を実際に行うこと。
謝礼
調査に協力してくれた対象者に対するお礼。インタビュー時間や内容によって金額は異なる。定性調査では一般的に5,000円以上になることが多い。
ショップアロング(ミステリーショッパー)
対象者のお買い物に動向して行うインタビュー。店頭における実際の消費行動を観察、分析するのに適している。ただし、録画等はできない場合が多い。
対象者
インタビューに参加する人。定性調査では想定するターゲットの代表となるような条件を設定し、リクルートをして集めることが多い。
デプスインタビュー(1-on-1インタビュー)
対象者1名とモデレーターで行う1対1のインタビュー。他人には聞かれたくない内容のインタビューや、1人の意見をより深く聞きたい場合に適している。
デブリーフィング
調査終了後に調査結果の確認をおこなう。報告会。
トップライン
サマリー。インタビュー結果の要点を短くまとめたもの。
発言録
インタビューでのやりとりを記録し、文書化したもの。
フォーカスグループインタビュー
座談会。対象者6人程度で行うことが多い。頭文字を取ってFGIと略されることもある。
フォトソート
気持ちやイメージを写真やイラストで表現してもらう手法。事前(事後)課題として使用することもある。
ブリーフィング
調査開始前の打合せ。
フロー(インタビューガイド)
インタビューで対象者に投げかける質問順に質問内容を記載したもの。
ホームビジット
訪問調査。対象者の御宅を訪問しておこなうインタビュー。生活実態を把握するのに適している。
ホームユーステスト
自宅で製品を試用してもらい、インタビューやアンケートに回答してもらう調査。
ミラールーム
対象者から見学者が見えないようにマジックミラーが設置された観察用の部屋。
モデレーター
インタビューの司会者。インタビューを行う人。モデレーションはインタビューを行うこと。
モニタールーム
インタビュールームの状況を見られるモニターを設置してある部屋。
ラダリング
はしごをかけるように、対象者のより深い心理を探るために1つのテーマに沿って徐々に質問内容を掘り下げていくこと。
リクルート
条件にあった対象者を選定すること。リクルーターはリクルートをする人のこと。